はじめて青色申告をする人にありがちな勘違い

事前に申請しておかないといけません

年度末に確定申告をするとき、申告のための会場に行ったその場で「じゃあ青色申告にします」という人が時々います。青色申告のほうが控除額も大きいからお得ですよ、というのを申告受理するための相談窓口の専門家から聞いて「それなら青色申告で」と思い立った人などです。残念ながら、その場で決めてもその年はもう遅いのです。翌年度からの青色申告として、まずは申請からスタートしなければなりません。ですから青色申告をしたいという人は、個人事業主としてスタートする時点で、前もって申請しておかなければならないことを知っておきましょう。

経費で落とせるものは職業によってちがいます

確定申告をするとき、経費として計上する品目の中に衣料品が入っている人がいます。スーツのクリーニング代やスーツそのものの代金などです。「これらの代金は経費で落とせると聞いたので」という理由で入れてくるのですが、それは仕事の種類によります。大がかりなセミナー講師として大勢の前で話す必要があるとか、授賞式に参列することになって礼服のようなものが必要とか、そういった特殊な理由でもない限り、普通のスーツを衣料品の費用として計上することはできないのです。他の業種で計上できたからといって、自分の場合にもあてはまると考えるのは早すぎます。アイドルやタレントなら化粧品すら必要経費として認められますが、一般的なOLにとって化粧品など日常生活の一部でしかありません。つまりは一般常識で考えて判断しなければならないのです。

青色申告とは、フリーランスが税金を納める際に、複式簿記方式で毎日の取引を記録した帳簿を基に所得を申告する制度です。